2011年2月17日木曜日

UT-VPN によるネットワークの構築メモ

UT-VPNでVPNを構築するソフトウェアの一つ。ソフトイーサのPocketVPNのオープンソース版です。
特徴としてレイヤー2でのパケットを転送するため、ほとんどのソフトウェアがVPNを通じて転送できます。(TCP/IP以外のソフトとか)

で構築の仕方はどっかのサイトに任せるとして、

自分が引っかかったところ2点をば。

<・セグメンテーションエラーが出る>
この問題は、openSSHopenSSLのバージョンが0.98ではない場合に発生するようです。自分が試したのは、Fedora14, とFedora12ですが、どちらの環境でも発生しました。

解決方法として、
1)openSSHopenSSLのバージョンを0.98にする
2)openSSHopenSSLのソースをutvpnのソースにコピーしてmake, & make install
の二つがあるようです。
自分は、ソースをコピーしてmakeしました。

<・サーバにアクセスできない。>
サーバにutvpnserverを走らせただけでは、サーバ自体にアクセスすることができませんでした。
どうしたものかと思って、結局、サーバにutvpnclientを動作させて接続することでアクセスできるようにしました。
20110413追記 -- utvpnserverとutvpnclientを同時に走らせることはできないそうです。(コメント)

<注意>この時、作成した仮想LANカードにipが割り当てられないため(ipv6は割り当てられます。自分のとこでは)自分で指定してあげる必要があります。(ifconfig utvpn_hogehoge 192.168.xxx.xxx とかで)

というところですかね。内容的に薄いのでまた追加するかも・・・。